新型コロナ アメリカで感染拡大 NYで店内での飲食再び禁止に

新型コロナウイルスの感染拡大が再び深刻になっているアメリカでは、1日当たりの新たな感染者が20万人を超える日が相次いでいて、ニューヨーク市では、店内での飲食が再び禁止となりました。

ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、アメリカでは、今月に入って1日当たりの新たな感染者が20万人を超える日が相次ぎ、14日正午の時点で、死者数は累計で、29万9000人あまりに上っています。

感染の拡大に歯止めがかからない中、アメリカ各地では夜間の外出制限や飲食店の営業制限が強化されています。

このうちニューヨーク市では14日から、飲食店の店内での飲食が再び禁止となりました。

これについて、中心部マンハッタンにあるインド料理のレストランの経営者は「ニューヨークの冬は寒さが厳しい日も多く、屋外の席を利用する客はほとんど見込めません。経営を続けていくには、政府による財政支援が必要です」と話していました。

全米レストラン協会によりますと新型コロナウイルスの影響で、これまでに11万以上の飲食店が廃業していて、クリスマス休暇をきっかけに、感染が一層拡大し、廃業する店がさらに増えることが懸念されています。