「Go Toイート」販売期限1か月延長 その後は追加発行も

外食需要を喚起する「Go Toイート」のうち、プレミアム付き食事券の事業について、農林水産省は販売期限を来年2月末まで1か月延長するとともに、その後はプレミアム分を20%に減らした食事券を追加で発行する方針を決めました。

「Go Toイート」のうち購入額の25%分のプレミアムが付く食事券の事業は、今月1日までに全国で販売が始まりましたが、農林水産省によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大で、東京や大阪など13の都道府県で販売を一時停止するなど、飲食店にとって厳しい状況が続いています。

このため、需要喚起の取り組みを継続する必要があるとして、事業を所管する農林水産省は、実施方針を見直すことになりました。

具体的には、既存の食事券については、販売期限を来年2月末まで1か月延長し、利用期限も都道府県の判断で最長で来年6月末まで延長できるようにします。

そのうえで、来年3月中旬以降、プレミアム分を25%から20%に減らした食事券を追加で販売する方針です。

新たな食事券の販売期限は来年5月中旬まで、利用期限は来年6月末までとします。

必要な費用は、今年度の第1次補正予算で計上された事業費のうち、まだ使われていない150億円に加え、第3次補正予算案に計上される515億円を充てることにしています。