茨城県 外出自粛と時短営業要請 2市で継続 利根町を追加

茨城県は、不要不急の外出の自粛と飲食店の営業時間短縮の要請について、10の市と町では13日で終えた一方、土浦市とつくばみらい市では今月20日まで継続し、新たに利根町も対象に加えました。

茨城県は、新型コロナウイルスの感染者数が急増していた12の市と町に、特別措置法に基づく不要不急の外出の自粛と、酒を提供する飲食店などの営業時間の午後10時までの短縮を要請していました。

要請の期間は13日までで、10の市と町では終了しましたが、土浦市とつくばみらい市は人口1万人当たりの新規の感染者数が指標としている値を超えているとして、期間を1週間延ばし今月20日まで継続しました。

また、新たに利根町も感染者数が増えているとして、要請の対象に追加しました。

県は要請の期間中、すべての日で営業時間の短縮に協力した店には1店舗当たり14万円を支給するとしています。

大井川知事は、12日の臨時の記者会見で「自粛要請の対象となる自治体は減るが、県内の病床稼働率は非常に高い状況が続いており、県民には感染防止への協力をお願いしたい」と話していました。