高知「日曜市」コロナ感染拡大で消毒液を増やすなど対策を強化

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、高知市の街路市「日曜市」は、消毒液の数を増やし、感染防止策をさらに強化して開催されています。

高知県では12日、これまででもっとも多い27人の感染が発表されました。

こうした中、旬の野菜などがずらりと並ぶ高知市内中心部の街路市「日曜市」は、感染対策をさらに強化して行われています。
これまでの買い物客と売り手の間に透明のシートを設けるなどの対策のほか、13日は消毒液の数を増やして、買い物客、売り手双方にこまめな消毒が呼びかけられています。

買い物客は、ゆっくりと品定めしながら葉物野菜などを買い求めていました。
高知市によりますと、感染拡大を受けて出店する店舗の数は先週より1割ほど減ったほか、客足も例年と比べ2割ほど少ないということです。

香川県から家族4人で訪れた男性は「ここは少し人が多いですが、なるべく密を避けて観光を楽しみたいです」と話していました。

餅などを販売する女性は「お客さんに来てもらいたい反面、不安もあります。手を消毒するなど対策を徹底したいです」と話していました。