12日の人出 東京駅や大阪中心部は減少 京都や銀座など増加も

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、12日の各地の人出は感染が広がる前のことし1月から2月までの時期と比べて東京駅周辺や大阪の中心部などで減った一方、人出が増えたところもありました。

NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとに、プライバシーを保護した形で全国の人出のデータをまとめています。

それによりますと、12日の午後3時時点の人出は、感染が広がる前のことし1月中旬から2月中旬までの休日の平均との比較では、
▽東京駅周辺が53%、
▽羽田空港・第2ターミナルが51%、第1ターミナルが33%、
▽品川駅周辺が26%、
▽大阪の梅田周辺が22%、
▽難波周辺が21%、
▽渋谷センター街周辺が17%、減りました。

一方、人出が増えたところもあり、
▽京都 四条河原町周辺が36%、
▽千葉駅周辺が18%、
▽横浜駅周辺が15%、
▽東京 銀座周辺が13%
▽大阪 堺東駅周辺が9%増えました。

このうち、千葉駅や横浜駅、東京 銀座や大阪 堺東駅の周辺では感染拡大前と比べた増加率が1週間前の今月5日より上昇しています。