大相撲 立浪部屋 新型コロナ 力士計10人感染確認

大相撲の立浪部屋で幕内の天空海と幕下以下の力士、合わせて7人が新型コロナウイルスに感染していることが新たにわかりました。

この部屋ではすでに幕下以下の力士3人の感染が明らかになっていてこれで感染がわかったのは合わせて10人になりました。

日本相撲協会によりますと感染が新たにわかったのは、立浪部屋に所属する幕内の天空海と幕下以下の力士6人の合わせて7人です。

相撲協会によりますと、10日、この部屋で、幕下以下の力士3人の感染が明らかになっていましたが濃厚接触者のPCR検査を行ったところ、11日になって新たな感染者が確認されたということです。

これでこの部屋で感染が確認されたのは合わせて10人となりました。

10人のうち1人は鼻炎の症状があって入院したほか、2人は指定されたホテルで隔離されていて残りの7人は11日中に隔離される予定だということです。

相撲協会は現在、出稽古を禁止していて感染者とほかの部屋の力士の接触は確認されていないということです。

相撲協会の芝田山広報部長は「協会員は感染に対して十分に注意をしているが感染力が強く、防いでいくのは容易なことではない。いち早く手を打って、隔離をして抑えていくことが大事だ」と話しています。