厚労省 ワクチン6000万人分供給で英製薬大手と正式契約

厚生労働省は、イギリスの製薬大手「アストラゼネカ」が開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、開発に成功した場合、来年1月以降に供給を受ける契約を正式に結んだと明らかにしました。

これまで厚生労働省は、来年3月末までに1500万人分、合わせて6000万人分の供給を受けることでアストラゼネカと基本合意していましたが、10日、最終的な契約を結んだということです。

必要な接種の回数は2回となっています。

このほか厚生労働省は、アメリカの「モデルナ」と来年9月末までに2500万人分の供給を受ける契約を、同じくアメリカの「ファイザー」とは来年6月末までに6000万人分の供給を受けることで基本合意しています。