新型コロナ 新宿警察署留置場で17人感染確認

警視庁の新宿警察署の留置場で勾留されていた男17人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。警視庁は男らを別の施設に移すとともに、留置場を閉鎖して消毒することにしています。

新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、新宿警察署の留置場に勾留されていた20代から70代までの男、合わせて17人です。

警視庁によりますと、今月3日から8日にかけて同じ部屋にいた3人が発熱の症状を訴え、PCR検査を行ったところ、いずれも感染が確認されました。

さらに9日には別の部屋の2人も感染が確認されたため、留置場にいる全員を対象に検査を行った結果、10日、新たに12人の感染が確認されたということです。

いずれも症状は軽く、ほかに体調不良を訴える人はいないということです。

警視庁は男らを別の施設に移すとともに、今月14日に留置場を閉鎖して消毒を行うことにしています。

また、接触のあった警察官6人を自宅待機にしたということです。

警視庁によりますと、都内の留置場でこれまでに感染が確認されたのは、今回を含めて合わせて32人に上っています。