マイナンバーカードと運転免許証一体化 導入前倒しの報告書案

マイナンバー制度の普及・促進を検討する政府の作業チームは、マイナンバーカードと運転免許証を一体化する仕組みの導入について、当初の目標の令和8年中から令和6年度末に前倒しするなどとした報告書の案をまとめました。

政府は、マイナンバー制度の普及・促進や、国と地方のデジタル化を促進するため、作業チームを設けて検討を進め、このほど報告書の案をまとめました。

それによりますと、マイナンバーカードと運転免許証を一体化する仕組みの導入について、当初の目標の令和8年中から令和6年度末に前倒しするとしています。

また、運転免許証の情報をスマートフォンに表示できる「モバイル運転免許証」について、国際規格などを踏まえて在り方を検討するとしています。

一方、マイナンバーカードの管理システムを運営する「JーLIS」=地方公共団体情報システム機構のガバナンスを強化するため、来年の通常国会に必要な法案の提出を検討するとしています。

政府は11日、菅総理大臣も出席して、作業チームの会合を開き、こうした内容を盛り込んだ報告書をとりまとめることにしています。

国家公安委員長「デジタル化取り組む」

運転免許証とマイナンバーを一体化するためのスケジュールが当初の目標より前倒されることについて、小此木国家公安委員長は記者会見で「警察庁に対し早期実現を指示し検討を重ねた結果、令和6年度末に前倒しするめどがついた。引き続き利便性を高め、国民に安心して利用してもらえるよう、セキュリティーの確保などについて関係機関と連携し、免許証のデジタル化実現に向けて取り組んで参りたい」と述べました。