千葉 市立船橋高の男子バスケ部員など46人 新型コロナ集団感染

千葉県船橋市は、市立船橋高校で男子バスケットボール部員など46人が新型コロナウイルスに感染し、感染者の集団=クラスターが発生したと発表しました。

船橋市によりますと、市立船橋高校では、今月5日以降生徒3人と教員4人の感染が確認されていました。

その後、検査を進めたところ、新たに生徒37人、教員2人の感染が確認され、感染者は合わせて46人にのぼり船橋市は感染者の集団=クラスターが発生したとしています。

生徒40人のうち36人は1年生から3年生の男子バスケットボール部員で残りの4人は別の運動部の部員でした。

男子バスケットボール部の部員は合わせて39人いて陰性と確認された3人を除くほとんどの部員が感染したことになりますが、学校に寮はなく、皆自宅から通っているということです。

プレー中のほか、更衣室などでマスクをつけずに会話をしていた場面が多くあったということで、保健所は「リスクの高い行動で感染拡大への影響が大きかったと考えられる」としています。

また、先週末には、複数の高校と合同で練習していて関係者にはすでに連絡したということです。

高校は9日から臨時休校とする措置を取っています。

男子バスケットボール部は今月24日から全国高校選手権に県代表として出場を予定していますが現時点では出場するか判断できないとしています。

一方、体操の全日本選手権に11日から4人の男子生徒が出場する予定でしたが、辞退するということです。