大阪 コロナ 新たな重症者 未就学児1人含む14人 医療ひっ迫

大阪府では8日、新たに258人の新型コロナウイルスの感染が確認されました。重症患者は府内で初めての未就学児1人を含む14人で、受け入れる病床の使用率は初めて70%を超え、医療体制のひっ迫した状態が続いています。

大阪府では8日、新たに258人の感染が確認され、このうち14人は府内で初めてとなる未就学の男児1人を含む重症患者です。府によりますと男の子には基礎疾患があるということです。

重症患者を受け入れる病床の使用率は70.9%と大阪府の独自基準で非常事態を示す70%を初めて超えました。

実際に運用されている病床の運用率は83%に達しています。

15日に運用が開始される重症患者専用の医療施設「大阪コロナ重症センター」については、看護師が不足しているため、準備している30床で稼働するのは困難な見通しで、医療体制のひっ迫した状態が続いています。

また、京都府の同志社大学のラグビー部の寮では新たに20代の男子部員12人の感染が確認され、京都府は今月6日に確認された男子部員1人と合わせ、感染者の集団=クラスターが発生したとして詳しく調べています。