楽天 来春キャンプは沖縄本島で 久米島開催見送る コロナ対策

プロ野球、楽天は来年春のキャンプについて、新型コロナウイルス対策のため、球団創設時からキャンプ地としてきた沖縄 久米島での開催を見送り、沖縄本島で行うと発表しました。

楽天は、プロ野球参入1年目の平成17年から久米島で春のキャンプを行い、その翌年には1軍の練習場として、およそ3500人を収容する久米島野球場が整備されました。

ことしのキャンプ期間中には、町の人口のおよそ7割にあたる延べ5500人が球場を訪れ、キャンプの休日には、新人選手が観光PRを兼ねて、地元特産の泡盛の工場を見学するなど交流が続けられてきました。

しかし新型コロナウイルスの感染が拡大する中、球団は、感染者が出た場合の医療体制などを含めて地元自治体と検討を進め、7日、来年2月のキャンプについては久米島での開催を見送り、沖縄本島で行うと発表しました。

具体的には、1軍は、3年連続で2次キャンプを行ってきた金武町、2軍は、例年、韓国のプロ野球チームがキャンプを行っている、うるま市となっていて、楽天がうるま市でキャンプを行うのは初めてです。

キャンプのスタートは、例年通り2月1日の予定です。