神奈川県 コロナでの入院判断に新基準 年齢や病状など点数化

神奈川県は、新型コロナウイルスで入院する人の数を抑えて医療提供体制を維持しようと、7日から、年齢や病状などを点数化して医師が入院の必要性を判断する、新たな基準を導入しました。

神奈川県ではこれまで、65歳以上の人や特定の疾患がある人などは軽症や無症状でも原則全員が入院としていましたが、新たな基準では、重症化につながるリスクをまず点数化します。
具体的には、65歳以上は2点、75歳以上は3点としたうえで、症状の重さや糖尿病などの基礎的な疾患があるかなどによって、さらに点数が追加されます。
一方、無症状の場合はマイナス1点となり、合計5点以上が入院の目安となります。

この基準を参考に最終的に医師が判断するということで、入院の必要がない場合は、県が用意した宿泊施設や自宅で療養してもらう方針です。

県はこの基準により、新たに入院する人を半分程度に抑えられるのではないかとしています。

新たな基準作りを主導した県医療危機対策統括官の阿南英明医師は「本当に入院が必要な人の病床を確保するため、基準の見直しに踏み切った。最終的に医師が判断するが、共通の基準があれば役に立つと思う。入院しなかった人については今も保健所などがこまめに状況を確認しているが、今後さらに血液中の酸素濃度を測る機器を提供するなどして、安心して療養できるようにしていきたい」と話していました。