東京都 新型コロナ 6人死亡 299人感染 月曜に3週連続300人前後
東京都は7日、都内で新たに299人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
比較的、少ない月曜日としては3週連続で300人前後となり、都の担当者は「少ない曜日でも、これだけの感染者が出ている現状を知ってもらい、感染に気をつけてほしい」と話しています。
また、都は、感染が確認された6人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は7日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女、合わせて299人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
年代別では、
▽10歳未満が10人
▽10代が13人
▽20代が74人
▽30代が57人
▽40代が43人
▽50代が41人
▽60代が20人
▽70代が11人
▽80代が22人
▽90代が8人
299人のうち、
▽およそ42%にあたる125人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、
▽残りのおよそ58%の174人は、これまでのところ感染経路が分かっていないということです。
濃厚接触者の内訳は、
▽「家庭内」が50人
▽「施設内」が32人
▽「職場内」が15人
▽「会食」が6人、などとなっています。
このうち「施設内」の感染では、
▽8つの医療機関で患者と職員、合わせて15人が確認されたほか、
▽5つの高齢者施設で利用者や入所者、それに職員の合わせて13人が確認されたということです。
これで、都内で感染が確認されたのは、合わせて4万4003人になりました。
1日の感染の確認が300人を下回るのは先月24日以来ですが、土曜日や日曜日に休診の医療機関が多く、比較的少なくなる傾向の月曜日としては、3週連続で300人前後となりました。
都の担当者は「比較的少ない曜日でも、これだけ感染者が出ているのは望ましい状況ではない。この現状を知ってもらい、感染に気をつけてほしい」と話しています。
一方、都の基準で集計した7日時点の重症の患者は、6日より1人増えて55人でした。
また、都は、感染が確認された60代から90代までの男女6人が死亡したことを明らかにしました。
このうち3人は病院内で感染し、1人は家庭内で感染したということです。
都内で死亡した人は、合わせて517人になりました。
入院・重症
入院患者のうち、都の基準で集計した重症の患者は、6日より1人増えて55人でした。
都は、7日の時点で、重症の患者向けの病床を150床、中等症以下の患者向けの病床は2490床を、それぞれ確保しているということです。
療養・調整中
▽都が開設・運用している9つのホテルなどで療養している軽症や無症状の人は、6日より24人増えて806人でした。
このほか、
▽医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、6日より223人減って568人です。