東京スカイツリーには多くの家族連れ “感染対策しながら”

政府が「勝負の3週間」として新型コロナウイルスの感染拡大の対策を呼びかけてから2週目の日曜日の6日、都内の観光地では前の週に続き、近場での行楽に訪れる人たちの姿が多く見られました。

このうち墨田区にある東京スカイツリーには、今週も多くの家族連れなどが訪れました。

6日は屋外のスペースなどでアカペラのライブが開催されましたが、客どうしが一定の距離をとれるよう地面には足形が置かれ、立ち止まる場所があらかじめ定められていました。

また、展望台では引き続き、入り口での検温や消毒、エレベーターの人数制限が行われているほか、換気が以前の倍に強化されおよそ20分で空気がすべて入れ替えられています。

横浜市から訪れた70代の男性は「今なら混んでいないだろうと思って来てみました。感染対策を徹底しながら楽しんでいます」と話していました。

家族4人で埼玉県川口市から訪れた40代の男性は「最近、子どもをどこにも連れていってないので、近場で楽しめる場所ということで来ました。消毒液を持ち歩いてマスクもしっかりしているので大丈夫かなと思っています」と話していました。

東京スカイツリータウン広報事務局の丹羽あゆみさんは「これからのシーズンは空気も澄んで、朝・昼・夜といろんな表情にスカイツリーからの景色が変化します。安心して楽しんでいただくためにも感染症対策を徹底します」と話していました。