科学・文化

カプセルの中身を分析する研究者「太陽系の起源に迫りたい」

探査機「はやぶさ2」のカプセルの帰還が確認されたことを受けて、カプセルの中身を分析する研究チームのリーダーで、高知県南国市にある研究所の研究者は、「研究者にとって最高の宝箱だ。太陽系の起源に迫りたい」と意気込みを語りました。
探査機「はやぶさ2」のカプセルは、6日午前2時半ごろ地球に帰還したことが確認されました。カプセルには、小惑星「リュウグウ」の砂が入っているとみられ、サンプルは研究チームに分配され、分析が進められることになっています。

高知県南国市にあるJAMSTEC=海洋研究開発機構高知コア研究所では、サンプルの研究チームのリーダーを務める伊藤元雄主任研究員が、インターネットで配信された帰還の様子を見守りました。

チームのほかのメンバーもオンラインで見守るなか、カプセルが大気圏に再突入し、火球となっている様子が映し出されると、歓声と拍手が湧き上がりました。そして、「本当に帰ってきましたね」とか、「これから頑張りましょう」などと語り合っていました。

この研究チームでは、国内有数の分析機器を駆使して、再来年の夏ごろまでに分析結果を発表したいとしています。

伊藤主任研究員は「研究者にとって最高の宝箱が帰ってきたんだなと感慨深いです。サンプルを正確に分析しようと数年前から準備を進めてきたので、さまざまな視点から太陽系の起源に迫りたいです」と話していました。

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