日立システムズに不正アクセス 顧客企業に被害のおそれも

企業のサーバーやネットワークを監視するサービスを提供している日立システムズは、自社のシステムが不正アクセスを受けたことで、常時接続している複数の顧客の企業も不正アクセスを受けたおそれがあるとして、警察に相談して対応を進めています。

日立システムズによりますと、ことし10月8日に、顧客の企業などのサーバーやネットワークが順調に動いているかを監視するサービスのシステムが、不正アクセスを受けたことが確認されたということです。

このサービスでは、複数の顧客企業が、専用の回線を通じて、日立システムズと常に接続された状態になっています。

このため、この回線を通じて顧客の企業も不正アクセスを受けたおそれがあり、日立システムズでは、接続の履歴などの解析を進めるとともに、警察に相談しているということです。

取材に対して日立システムズは、顧客の企業が不正アクセスを受けたかどうかは明らかにできず、現時点で顧客の情報の流出は確認していないとしていますが、関係者によりますと、複数の顧客企業が不正アクセスを受けたと関係省庁に報告していると言うことです。

日立システムズは「多大なるご心配をお掛けしていますことをお詫び申し上げます。情報セキュリティー対策のさらなる強化に努めてまいります」とコメントしています。