子宮頸がんワクチン 男性接種も承認へ 肛門がんなど予防効果も

女性を対象にした子宮頸がんワクチンについて、厚生労働省は、肛門がんなどを予防する効果も認められるとして男性への接種も承認する方針を決めました。

追加承認されるのは、子宮頸がんの原因となるウイルスへの感染を防ぐ効果があるとして、現在、女性への接種が承認されている「ガーダシル」です。

製造販売する企業が、男性についても肛門がんなどを予防する効果があるとして追加で承認申請を行い、4日、厚生労働省の審議会が「有効性と安全性が認められる」として承認する方針を決めました。

対象は9歳以上で、半年の間に合わせて3回接種します。

厚生労働省によりますと、このワクチンは102の国や地域で男性への接種が承認されていて、このうち少なくとも40か国程度が公費で接種を行っているということです。

日本では、手続きを経て今月中に承認される見込みで、その後、公費で接種を受けられる「定期接種」に加えるかも議論される見通しです。

このワクチンは、平成25年に、小学6年生から高校1年生の女性を対象に定期接種に追加されましたが、接種後に体の痛みなどを訴える人が相次ぎ、厚生労働省は今も積極的な接種の呼びかけを中止しています。