「桜を見る会」 安倍前首相 捜査結果出た段階でみずから説明

「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐって、東京地検特捜部が安倍前総理大臣本人の任意の事情聴取を要請したことについて、安倍氏は記者団に対し「何も聞いていない」と述べたうえで、捜査に協力するとともに、その結果が出た段階で、みずから経緯などを説明する考えを示しました。

「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐっては、東京地検特捜部が、安倍前総理大臣側に安倍氏本人の任意の事情聴取を要請したことが、関係者への取材で分かっています。

こうした中、安倍氏は、国会内で記者団に対し「報道は承知しているが、私は何も聞いていない。事務所に対しては全面的に協力するよう申し上げている。真実を解明することが大切なので、誠意を持って対応していく」と述べました。

また、これまでの国会答弁について「その段階で私が承知していた事柄について答弁させていただいた。事実はどうだったのかということについて、まさに今、捜査が行われており、結論が出る前に申し上げるのは適切ではない」と述べました。

そのうえで「捜査の対応が決まった段階で、経緯などお話できることはお話しさせていただきたい」と述べ、捜査の結果が出た段階で、みずから経緯などを説明する考えを示しました。

立民 福山幹事長「国会に出てくるべきで非常に不誠実」

立憲民主党の福山幹事長は、国会内で記者団に対し、「安倍前総理大臣は、総理大臣の時代から、国会が終わったとたんに、記者会見や親しい記者の前だけで説明をするのが常とう手段だった。記者の前で語ったからといって、説明したことにはならない。国会で、明らかに虚偽答弁をしているので、国会に出てくるべきだし、捜査中を理由に拒否することも全く納得できない。非常に不誠実な対応だ」と述べました。

公明党 山口代表「説明責任尽くすことは基本」

公明党の山口代表は国会内で記者団に対し、「政治家にとり、信頼を保つことは極めて重要な基本姿勢であり、いやしくも疑惑を投げかけられたからには、説明責任を尽くすことはどんな立場にあった人であれ基本だ。捜査との関係も考慮しなければならないが、事実関係を明確にしたうえで、国民の信頼を確保する姿勢が重要だ」と述べました。