
「ありがとう!シャンシャン」返還前にお別れイベント
3年前に東京 上野動物園で誕生し、愛らしい姿で人気を集めているジャイアントパンダ「シャンシャン」が、中国に返還されるのを前に、地元ではお別れのイベントが開かれています。
3年前に上野動物園で誕生したメスのジャイアントパンダ、「シャンシャン」は、中国への返還期限が今月31日に迫っています。
これを前に地元の観光連盟が、4日から「ありがとう!シャンシャン」と題してお別れのイベントを開いています。
地元のデパートなどをまわるスタンプラリーには多くのファンが参加し、愛らしい姿の「シャンシャン」が写ったポストカードを手に笑顔を浮かべていました。
参加した女性は「シャンシャンの成長を楽しく見守ってきました。離れてしまうのはさみしいですが、赤ちゃんを産んでまた上野に戻ってきてほしいです」と話していました。
また、特設のステージで「シャンシャン」の思い出を語るトークショーでは、上野動物園の福田豊園長が、誕生から3か月ほどは、泊まりがけで世話をしていたエピソードなどを披露しました。
福田園長は「中国でも成長していくシャンシャンを引き続き応援してください」と呼びかけていました。
このイベントは、6日まで開かれます。