フェイスブック コロナワクチン誤情報削除へ 専門家の知見反映

新型コロナウイルスのワクチンの開発が世界で進む中、フェイスブックはワクチンに関して、専門家に否定され、誤った情報だと判断した投稿を削除する方針を発表しました。

フェイスブックは、3日、新型コロナウイルスのワクチンに関する投稿のうち、安全性や効果などについて専門家に否定され、誤った情報だと判断したものを削除すると発表しました。

具体的には「ワクチンの中にマイクロチップが含まれている」とか「ワクチンの安全性を確かめるため、同意なしに接種させられている人たちがいる」といった内容を例として挙げています。

新型コロナウイルスのワクチンは、イギリス政府が来週前半から接種を始めるとするなど、開発が進む一方、アメリカでは、安全性への懸念から接種に慎重な人も少なくありません。

声明でフェイスブックは、どのような投稿を削除するかについては、専門家の知見を反映させながら更新していくとしています。

フェイスブックに先立って、動画共有サイトのユーチューブもワクチンに関して専門家の意見と異なる内容を含む投稿を削除する規定を設けていて、ソーシャルメディア各社が対応を進めています。