「はやぶさ2」カプセル帰還のオーストラリアで JAXAが回収準備

日本の探査機「はやぶさ2」のカプセルが3日後の、今月6日にオーストラリア南部の砂漠地帯に帰還する計画です。カプセルには小惑星「リュウグウ」の砂が入っているとみられていて、地元の人からは帰還を楽しみにしているという声が聞かれました。

「はやぶさ2」は、探査した小惑星「リュウグウ」の砂が入ったとみられるカプセルを、日本時間の今月6日の未明にオーストラリア南部の砂漠地帯に帰還させる計画です。

JAXA=宇宙航空研究開発機構などの関係者は、着地場所から近いウーメラという村を拠点に、カプセルを回収するための準備を進めています。

この村は「はやぶさ」の初号機が帰還した10年前にも、カプセル回収の拠点になっていて、地元の人たちの関心が高まっています。

村のカフェには「はやぶさ」初号機の模型が飾られていて、店員の64歳の男性は「ウーメラにとって、そしてオーストラリアにとって、わくわくする出来事です。落下するカプセルが見られるといいです」と話し、周辺から観光客が来ることを期待していました。

また、地元のメディア関係者も集まり始めていて、大気圏に突入してカプセルが火の玉となる様子を撮影するという、映画製作に携わる男性は「大きな火の玉が撮影できることを期待します。宇宙をテーマにした映画に使いたいと思っています」と話していました。

「はやぶさ2」は、3日午後6時の時点で、地球までの距離がおよそ95万キロの位置で、地球に向かって秒速4キロほどの速度で飛行を続けています。

「はやぶさ2」は、日本時間の5日午後2時半にカプセルを分離し、6日の午前2時半ごろにカプセルが大気圏に突入し、地球に帰還することになっています。