小池知事 コロナで経済団体にテレワーク普及の協力を呼びかけ

東京都の小池知事は、経済同友会の櫻田代表幹事と意見交換を行い、小池知事は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにテレワーク普及への協力を呼びかけました。

東京都の小池知事と経済同友会の櫻田代表幹事は3日、オンラインで意見交換しました。

この中で小池知事は、テレワークについて「一時期、急激に普及したが、少しおさまりつつあるようだ」と述べ、推進に向けた取り組みを再び強化する必要があるという考えを示しました。

都は、積極的にテレワークを取り入れている企業を登録し、人材確保や資金調達を支援する事業を今月7日から始めます。

こうした事業を紹介して、普及への協力を呼びかけた小池知事に対し、櫻田代表幹事は「コロナを機に、新しい働き方をつくっていくことに賛成だ。いっときではなく、1年を通して進めていかなければいけない」と応じました。

一方で「テレワークを行わない企業のほとんどが、業務が適していないという理由をあげている。都には、それを乗り越えるための方策を考えてほしい」と述べました。