加藤官房長官「Go Toトラベル」延長 平日分散など平準化検討

「GoToトラベル」をめぐり、加藤官房長官は事業の延長を求める自民党などの要望を踏まえて対応するとしたうえで、平日に旅行を分散させるなど、需要の平準化といった観点からの見直しも検討する考えを示しました。

「GoToトラベル」をめぐっては、自民党が新型コロナウイルスの感染状況を踏まえた見直しを行いながら、延長するよう求めています。

これに関連し、加藤官房長官は午前の記者会見で、「与党や各地の強い要望を踏まえ、感染拡大防止対策の徹底を大前提としながら、政府として、まさに検討を進めている」と述べ、自民党などの要望を踏まえて対応する考えを示しました。

そのうえで、「延長する場合には、中小企業や被災地など、観光需要の回復が遅れている事業者や地域への配慮のほか、平日の旅行の分散化など需要の平準化といった観点からの制度の見直しも含め、検討がなされると承知している」と述べました。