清水寺 大規模改修工事の完了を祝い法要 京都

京都の世界遺産、清水寺で3年前から進められてきた本堂の屋根と舞台の大規模な改修工事がほぼ終わり、工事の完了を祝う法要が営まれました。

京都市東山区にある清水寺では、本堂の屋根のふき替えと、舞台の床板の張り替え工事が3年前から行われてきましたが、屋根はことし2月に、舞台もほぼ工事が終わったということです。

3日は国宝にも指定されている本堂で、寺や工事関係者など24人が参列して法要が営まれ、僧侶たちがお経を唱えたあと、舞台で「散華」と呼ばれるはすの花びらをかたどった紙をまいて工事の完成を祝っていました。

屋根のひわだのふきかえ工事は、およそ50年ぶりで、これまで使われていたひわだの大きさを本堂が再建された江戸時代初期のものに戻したということです。

また、舞台の床板の張り替えは16年ぶりで、面積およそ200平方メートルにあたる166枚のひのきの板が交換されたということです。

清水寺の森清範 貫主は「大修理が成就して本堂が創建当初の姿によみがえり感無量です。舞台からの眺めはまさに観音浄土の次元なので、ぜひお参りいただきたい」と話していました。

清水寺では、平成20年度から本堂のほか、境内の門や塔などの改修工事も進められていて、来年の秋以降に、工事全体の落慶法要を予定しているということです。