千葉 酒類提供 時短縮要請 協力金なし 店側「納得いかない」

新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて、千葉県は2日から県北西部の飲食店に対し、酒の提供を夜10時までにするよう協力を要請していますが、飲食店からは「応じるのは難しい」という声もあがっています。

千葉県は2日から12月22日までの3週間、県北西部の11の市の飲食店に対して、酒類の提供を夜10時までにするよう、特別措置法に基づいた協力を要請しています。

しかし、要請に応じても協力金の支給はなく、対応は分かれるとみられています。

浦安市にあるバーはことし6月以降、閉店時間を午前2時から午前0時に繰り上げましたが、経営状況は厳しいということです。

このためオーナーは、前回は要請に応じましたが、今回については現時点では協力するのは難しいと考えています。
バーのオーナーの鈴木一博さんは「午後10時以降の酒の提供をやめると死活問題になってくる。協力はしたいが、東京都や埼玉県では営業時間の短縮で協力金が出るのに対し、納得がいかない部分がある」と話していました。