暗号資産「リブラ」→「ディエム」に イメージ刷新 承認ねらう

フェイスブックが発行を目指している独自の暗号資産「リブラ」について、運営を担う団体は名称を「ディエム」に変更したと発表しました。リブラに対しては各国の規制当局から犯罪に悪用されるおそれがあるなどと懸念が相次いでいて、イメージを刷新することで当局からの承認につなげたいねらいがあるとみられます。

リブラの運営を担う団体「リブラ協会」は1日、声明でリブラの名称を「ディエム」に変更したと発表しました。

ディエムはラテン語で「日」を意味することばで、声明では「プロジェクトに新しい1日をもたらす」とコメントしています。

リブラは去年6月、フェイスブックが計画を明らかにし、スマートフォンを使って国境を越えた送金を簡単にできるようになると期待が高まる一方、各国の規制当局からは、犯罪に悪用されるおそれがあるなどと懸念が相次いでいます。

声明によりますと協会はこうした懸念をふっしょくするため、新しい経営幹部を招いて組織を強化したということで、現在は、拠点を置くスイスの当局から承認を得る手続きを進めているとしています。

11月、イギリスの経済紙フィナンシャル・タイムズは、ドルを裏付けとするリブラが来年1月にも発行される可能性があると伝えていて、その行方に関心が集まっています。