タイ モーターショー展示公開 「電動車」に注目

自動車産業が集まる東南アジアのタイで、モーターショーの展示が公開され、地球温暖化対策として世界各国が普及に力を入れる電気自動車などのいわゆる「電動車」が注目されています。

タイのバンコク近郊で2日から始まるモーターショーには、世界のおよそ30の自動車ブランドが出展し、1日は報道陣に展示内容が公開されました。

タイでは新型コロナウイルスの感染が比較的抑えられていることからショーはことしも開かれ、各社とも新型車を投入するなどして、景気の悪化で落ち込んでいる販売を盛り返そうとしています。

このうち、「三菱自動車工業」は、タイで生産を始めるプラグインハイブリッド車を展示し、日本円でおよそ560万円からの価格で販売すると発表しました。

また、中国の上海自動車傘下の「MG」は、新型の電気自動車を公開し、日本円にしておよそ340万円で発売すると明らかにしました。

タイMGのマーケティング担当者は「消費者に電気自動車を所有することは難しいことではないと知ってもらいたい」と話していました。

世界各国では、地球温暖化対策強化のため、将来的にガソリン車などの販売を禁止する計画が相次いでいるほか、タイ政府も電気自動車など、電動車の生産を誘致し、普及を図ろうとしています。

ただ、普及に向けては、ガソリン車と比べて、割高な価格が課題で、各社の競争で価格がどこまで下がっていくかが注目されます。