コロナ禍のクリスマス商戦 トレンドは…おもちゃの発表会 東京

クリスマス商戦に向けて注目されるおもちゃの発表会が東京 台東区で開かれました。ことしはあの人気漫画の商品に加え、コロナ禍の今を反映して「おうち時間」を楽しむものの人気が高まっているそうです。

おもちゃメーカーの業界団体が開いた発表会ではおよそ60点が展示され、団体の関係者から最新のトレンドが説明されました。

注目されている1つが、人気漫画「鬼滅の刃」に関連する商品です。

主人公になりきって遊べる刀のおもちゃなどが人気の商品として紹介されていました。

さらにことしの世相を表しているのは「おうち時間」を楽しめるおもちゃで、新型コロナウイルスの影響で家で過ごす時間が増えたことが影響しているといいます。

「メイキングトイ」は、ビーズでアクセサリーを作ったり、プラスチックの土台に粘土でデコレーションをしてケーキの形にしたりするおもちゃで、子どもが1人でも楽しめると人気だそうです。

家族で遊べる昔ながらのボードゲームも人気が高まっていて、このうち「人生ゲーム」はことし、売り上げが4割増えた月もあったということです。

東京玩具人形協同組合の齋藤晴正理事長は「幅広い世代で楽しめるおもちゃを取りそろえているので、クリスマスも機に楽しんでもらいたい」と話していました。