東京都 新型コロナ 372人感染確認 火曜の発表人数としては最多

東京都は1日、都内で新たに372人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1日までの7日間の平均は、444.9人とこれまでで最も多くなりました
また都は、感染が確認された5人が死亡したことを明らかにしました。

東京都は1日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて372人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

年代別では、
▽10歳未満が5人、
▽10代が25人、
▽20代が93人、
▽30代が81人、
▽40代が58人、
▽50代が38人、
▽60代が23人、
▽70代が18人、
▽80代が24人、
▽90代が7人です。

週の前半は、土曜日や日曜日に休診の医療機関が多いため、発表人数が比較的少ない傾向にありますが、12月1日の372人は火曜日としては、8月4日の309人を上回り、これまでで最も多くなりました。

1日の感染の確認が300人を超えるのは7日連続で、1日までの7日間の平均は444.9人と、先月23日の440.3人を上回ってこれまでで最多となりました。

372人のうち、およそ40%にあたる149人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ60%の223人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。

濃厚接触者の内訳は、
▽「家庭内」が71人と最も多く、
▽「施設内」が25人、
▽「職場内」が16人、
▽「会食」が14人などとなっています。

「施設内」で確認された25人のうち17人は80代と90代で、高齢者の割合が高くなっています。また、練馬区にある病院で職員2人と、70代から90代の患者8人のあわせて10人の感染が確認されました。

これで都内で感染が確認されたのはあわせて4万1311人になりました。

一方、都の基準で集計した1日時点の重症の患者は30日より8人減って62人でした。

また、都は、感染が確認された5人が死亡したと明らかにしました。いずれも男性で50代が1人、60代と90代がそれぞれ2人ずつとなっています。5人のうち4人は入院していた医療機関内で感染したということです。都内で死亡した人はあわせて494人になりました。