北海道 新型コロナ 5人死亡 192人感染確認 道内計8718人に

北海道は、新たに47人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

29日は、これまでに札幌市が116人、旭川市が26人、小樽市が2人、函館市が1人の感染確認を発表していて、これで道内の29日の感染確認は合わせて192人、亡くなった人は5人となりました。

また、道は、これまでに感染が確認されていた40代の女性と年代と性別が非公表の1人の合わせて2人が28日、亡くなったことを発表しました。

29日は、札幌市で1人、旭川市で2人の死亡も発表されています。これで、道内の感染者は延べ8718人、このうち死亡した人は189人となりました。

旭川市 クラスター発生の病院でさらに感染確認

旭川市によりますと、29日に感染が確認されたと発表された人のうち12人は、クラスター=感染者の集団が発生している「慶友会吉田病院」の患者と看護師、それに介護員で、これで、この病院での感染者は合わせて150人になりました。

また、9人は、同じくクラスターの発生している「旭川厚生病院」の患者と看護師で、この病院での感染者は、129人になりました。

市内ではこのほか5人の感染者が確認され、このうち1人が旭川大学高校の教諭だということで、高校は30日から2日間、臨時休校の措置をとるということです。

市によりますと、29日新たに感染が確認された26人は、いずれも軽症、または無症状だということです。

また、市は、旭川厚生病院で発生したクラスターで感染が確認されていた2人が今月26日と28日、それぞれ亡くなったと発表しました。