新型コロナ対策「勝負の3週間」最初の日曜日 都内の観光地は…

政府が「勝負の3週間」として新型コロナウイルスの感染拡大の対策を呼びかけてから最初の日曜日の29日、都内の観光地では近場で楽しむ家族連れの姿が多く見られました。

このうち墨田区にある東京スカイツリーには、多くの家族連れなどが訪れ、展望台からの景色を楽しんでいました。
感染予防のため、入り口では検温や消毒が行われているほか、エレベータの乗車人数が制限され空気清浄機も設置されています。

また、展望台では換気設備の機能が以前の2倍に強化されおよそ20分で室内の空気がすべて入れ替えられています。

例年、この時期は海外や全国各地からの観光客でにぎわいますが、29日は都内など近くから訪れる人の姿が目立ちました。

埼玉県から友人と訪れた80代の女性は「スカイツリーがこんなにすいているとは思わなかった。ことしはほとんど旅行にいけずストレスがたまっていたので感染対策をしっかりとしたうえで近場ならと思って来ました」と話していました。

また、家族で訪れた都内の46歳の男性は「消毒や検温など感染対策がしっかりとされていて安心できた。子どもたちもすごくストレスがたまっていたので来られてよかった」と話していました。
東京スカイツリータウン広報事務局の川杉幸子さんは「感染症対策をいたるところでしています。これからの季節は眺望がきれいなので皆様に安心してお越しいただければと思います」と話していました。