豪雨被災の温泉街 移住者が食料品など販売の店開店 大分 日田

ことし7月の記録的な豪雨で大きな被害を受けた大分県日田市の天ヶ瀬温泉で、県外から移り住んできた夫婦が被災した人たちを支援しようと、食料品などを販売する商店をオープンしました。

大分県有数の温泉地として知られる日田市の天ヶ瀬温泉は、ことし7月の記録的な豪雨で近くを流れる玖珠川が氾濫して、住宅のほか宿泊施設や店舗が浸水するなど大きな被害が出ました。4か月半がたった今も再開できない店もあり、豪雨の爪痕が残る中、28日温泉街に新たな商店がオープンしました。

経営するのは豪雨のあとの7月半ばに神戸市から移り住んだ60代の夫婦で、被災した人たちを支えたいと思い立ち、かつてコンビニエンスストアを営んだ経験を生かして準備を進めてきました。
商店は温泉街の空き店舗を借りていて、地元産の野菜をはじめ、手作り弁当などの食料品や日用雑貨が取りそろえられています。オープン初日の28日は朝から大勢の人たちが訪れ、食料品などを買い求めていました。

店を訪れた人たちは「店がオープンして気持ちが明るくなりました」とか「便利になってとてもうれしいです」などと話していました。

店長の布目光養さん(60)は「店をオープンできてうれしさでいっぱいです。住民と観光客をつなぐ場所になるようにしていきたいです」と話していました。