タイ 反政府デモ隊がバンコクの主要道路交差点を占拠

タイで反政府デモを続ける若者たちは、首都バンコクの交差点を占拠してデモを行いました。取締りの強化を表明している政権側は、抑え込む動きは見せていません。

タイでは若者たちが警察の取締りに対抗して連日、集まる場所を変えながらデモを続けていて、27日は首都バンコクの主要道路の交差点を占拠してデモを行いました。

デモ隊は要求の1つである憲法改正が、議会で事実上、拒否されたことに反発を強めていて、プラユット首相の辞任と王制改革を改めて要求しました。

デモに参加した18歳の女性は「私たちの要求に何一つ応えてくれないことに失望している」と話していたほか、28歳の男性は「要望に対する政府の反応はある程度、予想できたが、デモ隊への警察の対応はあまりにも不当だ」と非難していました。

これまでのデモで、若者たちと警官隊がたびたび衝突しているため、プラユット首相は法に従ってデモを徹底的に取り締まる方針を表明していますが、27日は警官隊がデモを監視しているものの、抑え込む動きは見せていません。

デモ隊は混乱の収束を図りたい軍の側が憲法を停止し、超法規的措置としてデモ隊の強制排除に乗り出すのではないかと警戒を強めていて、地元メディアも軍の動向や幹部の発言を詳しく伝えています。