インフルエンザ患者数 例年より大幅に少ないも引き続き注意を

新型コロナウイルスの感染者が急増する中、同時流行が懸念されているインフルエンザについて、11月22日までの1週間に報告された患者の数は、全国で46人と例年より大幅に少ない状況が続いています。国立感染症研究所は「新型コロナ以外のウイルスが無くなったわけではない」として、引き続き、今後の流行状況に注意するよう呼びかけています。

厚生労働省などによりますと、今月22日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は、前の週から23人増えて合わせて46人でした。

インフルエンザは、1医療機関あたりの1週間の患者数が全国で1人を超えると「全国的な流行期」入りとされていますが、今の時点では0.009人となっています。

患者が報告された地域は、前の週の12の都道府県から7増え、19の都道府県となりました。

国立感染症研究所などによりますと、例年、この時期に1000人から1万人程度の報告があるということで、大幅に少ない状況が続いています。

ただ、流行に入る時期は、年によっては遅いこともあり、国立感染症研究所は引き続き、流行状況に注意するよう呼びかけています。

分析を行っている国立感染症研究所の砂川富正室長は「インフルエンザの流行は抑えられているが、新型コロナ以外のウイルスが無くなったわけではないので、対策を続けることが必要だ」と話していました。