「洋上風力発電」促進区域で発電希望する事業者の公募始まる

再生可能エネルギーとして普及が期待されながら、日本では普及が遅れている「洋上風力発電」について、促進区域に指定された秋田県沖と千葉県沖の4区域で発電を希望する事業者の公募が始まりました。風車の土台を海底に固定する「着床式」での公募は初めてです。

洋上風力発電は、陸上と比べて大型の施設を使って安定した発電ができるのが特徴ですが、日本ではヨーロッパなどに比べ普及が遅れているため、政府は全国で法律に基づく促進区域の指定を進めています。

このうち、千葉県の「銚子市沖」と、秋田県の「能代市・三種町・男鹿市沖」「由利本荘市沖の北側」と「由利本荘市沖の南側」の合わせて4つの区域で27日から、新たに公募が始まりました。

公募の受け付けは来年5月までで、選ばれた事業者は30年間、該当する海域を使用できます。

洋上風力発電には、風車の土台を海底に固定する「着床式」と、海上に浮かべる「浮体式」の2種類があり、浮体式は長崎県五島市沖で、すでに公募が始まっていますが「着床式」の公募は今回が初めてです。

洋上風力発電をめぐっては、普及を目指して、政府が民間とともに将来的な導入見通しや、送電線や港湾といったインフラ整備の目標などについて検討を進めています。