【国内感染】新型コロナ26日 29人死亡 2504人感染 (午後10時)

26日はこれまでに全国で2504人の感染が発表されています。

また、▼大阪府で12人、▼北海道で7人、▼東京都で3人、▼神奈川県で3人、▼和歌山県で2人、▼埼玉県で1人、▼静岡県で1人、の合わせて29人の死亡の発表がありました。

国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め14万290人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて14万1002人となっています。

亡くなった人は国内で感染した人が2065人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて2078人です。

各自治体などによりますと、国内で感染が確認された人は、累計で次のとおりです。( )内は26日の新たな感染者数です。

▽東京都は3万9079人(481)
▽大阪府は1万8784人(326)
▽神奈川県は1万1893人(254)
▽愛知県は9411人(198)
▽北海道は8022人(256)
▽埼玉県は7999人(160)
▽千葉県は6629人(82)
▽福岡県は5644人(53)
▽兵庫県は5212人(184)
▽沖縄県は4131人(74)
▽京都府は2585人(33)
▽静岡県は1421人(72)
▽茨城県は1397人(50)
▽宮城県は1168人(21)
▽群馬県は1117人(30)
▽奈良県は1038人(22)
▽熊本県は995人(15)
▽岐阜県は985人(16)
▽石川県は843人(5)
▽広島県は785人(14)
▽三重県は782人(27)
▽滋賀県は760人(4)
▽長野県は654人(16)
▽鹿児島県は612人(5)
▽栃木県は599人(4)
▽岡山県は544人(14)
▽福島県は486人(6)
▽宮崎県は457人(9)
▽富山県は453人(3)
▽和歌山県は414人(6)
▽山口県は367人(4)
▽山梨県は336人
▽新潟県は325人(1)
▽福井県は309人(4)
▽佐賀県は300人(1)
▽青森県は285人(1)
▽愛媛県は283人(18)
▽長崎県は265人(1)
▽大分県は246人(8)
▽徳島県は180人(1)
▽岩手県は175人(13)
▽高知県は149人
▽島根県は144人(1)
▽香川県は136人(1)
▽山形県は111人(1)
▽秋田県は84人(1)
▽鳥取県は58人(2)です。

このほか
▽空港の検疫での感染は1465人(6)
▽中国からのチャーター機で帰国した人と、国の職員や検疫官などの感染は合わせて173人です。

厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、26日時点で410人(+34)となっています。

一方、症状が改善して退院した人などは26日時点で
▽国内で感染した人が11万6378人
▽クルーズ船の乗客・乗員が659人の合わせて11万7037人となっています。

また、24日には速報値で1日に2万5412件のPCR検査が行われました。

・※26日の発表分の訂正で茨城県1人減(11/26)
・※25日の発表分の訂正で兵庫県1人減(11/26)
・集計は後日修正される可能性があります。
・在日米軍の感染者は含めていません。

現場の医師は警戒感強める

新型コロナウイルスの患者を受け入れている東京 荒川区の「東京女子医科大学東医療センター」では、入院する患者が増え始めているということで、治療に当たる医師は今後さらに増えるおそれがあるとして警戒感を強めています。

救命救急部門の責任者の庄古知久教授によりますと、この病院では新型コロナウイルスの重症患者用に確保しているICUの病床5床のうち、現在、入院しているのは1人だということですが、入院する患者は増えていて、16床ある中等症の向けの病床はほぼ満床となっているということです。

庄古教授は「今の時点では、まだ重症者の病床には余裕はあるが、感染者が増え始めてから2週間ほどたっていて、入院患者は今後さらに増えるおそれがある。このままICUのベッドが、新型コロナの重症患者で埋まってしまうと通常の救急患者が受けられなくなり、命に関わる事態も起こり得る」と話しています。

そして、「新型コロナの重症患者はほかの病気と比べて入院期間が長く、一度、ベッドが埋まるとすぐには空かない。ただでさえ冬場は心臓病や脳卒中などの患者が増え、ICUのベッドは常に満床に近くなるので、医療現場の負担は大きくなる。重症になる感染者を少しでも少なくするために若い人も含めて一人一人が『3密』避けるなどの対策を徹底してほしい」と話していました。