フィギュアNHK杯 27日開幕 アイスダンス転向の高橋ら 公式練習

フィギュアスケートのNHK杯が27日、大阪で開幕するのを前に、男子シングルからアイスダンスに転向した高橋大輔選手が会場のリンクで調整し、アイスダンスのデビュー戦を前に、相手を持ち上げるリフトなどの確認を行いました。

グランプリシリーズ第6戦のNHK杯は、大阪府門真市で27日に開幕します。

大会を前に、出場選手が会場のリンクで調整を行いました。

バンクーバーオリンピックの男子シングル銅メダリストで、今シーズンからアイスダンスに転向する高橋選手は、NHK杯がデビュー戦で、カップルを組む村元哉中選手とともに26日、練習に臨みました。

2人は氷の感触を確かめるように、ゆっくりと滑り始め、曲をかけた練習では息のあった滑りを見せたほか、高橋選手が村元選手を持ち上げて滑るリフトも披露しました。

その後も、2人で話しながら動きの確認に時間を割いていました。

また、女子シングルでは、ピョンチャンオリンピック代表の坂本花織選手が26日の練習で、連続ジャンプをきれいに着氷したほか、おととしの世界選手権銀メダリストの樋口新葉選手も、トリプルアクセルを着氷するなど、調子のよさを伺わせていました。

NHK杯には、このほか男子シングルに、ことしのユースオリンピックで優勝した鍵山優真選手や、去年のジュニアグランプリファイナルを制した佐藤駿選手などが出場します。

大会は、27日から3日間の日程で行われます。

高橋大輔「楽しみながらいいスタート切りたい」

アイスダンスに転向してから、初めての実戦に臨む高橋大輔選手は、26日の公式練習について「アイスダンスの選手として初めて臨んだ公式練習だったので、感覚がつかめず、とても緊張した。それでも、村元哉中選手が声をかけて引っ張ってくれたので、後半は落ち着いて練習ができたと思う。会場の雰囲気を感じながら、これまでやってきたことを丁寧に確認できた」と笑顔で話していました。

そして、NHK杯での目標について「練習してから日が浅いので、スピンやリフトは、まだまだ時間が必要だし、できていないことばかりだ。それでも今回は、初めての試合で自分たちの演技がどんな得点をもらえるのか、どういう評価がもらえるのかが分かるので、今後につながる試合になる。楽しみながらいいスタートを切りたい」とまっすぐに前を見て話していました。

村元哉中「順位や得点気にせず楽しみたい」

アイスダンスで高橋大輔選手とカップルを組む、村元哉中選手は「久しぶりの試合で緊張しているが、コーチに初めての試合を楽しみなさいと声をかけてもらったので、一つ一つを楽しんで練習ができた。いい演技をすれば結果はついてくると思うので、順位や得点を気にせず、観客の前で演技ができることを楽しみたい」と笑顔でNHK杯の目標を話しました。

坂本花織「久しぶりの観客とても楽しみ」

ピョンチャンオリンピック代表の坂本花織選手は「今シーズンは、ずっと無観客の大会に出場していたが、あすは久しぶりにお客さんの前で滑れるので、とても楽しみにしている。ショートプログラムは、のびのある演技を、フリーは迫力満点の演技を見せられたらと思う」と話していました。

樋口新葉「トリプルアクセルしっかり決めたい」

樋口新葉選手は26日の練習で、着氷したトリプルアクセルについて「まだ90%くらいの気持ちで跳んでいるジャンプだが、自信はついてきた。すごく跳びやすいリンクなので、しっかり決めたい」と意気込んでいました。

河辺愛菜「高さのあるジャンプ跳べた」

女子シングルに出場する16歳の河辺愛菜選手は、トリプルアクセルを組み込む予定のショートプログラムの曲をかけて、26日の練習を行い「すごくジャンプが浮きやすいリンクで、高さのあるジャンプが跳べてよかった。調子は上がってきているので、あすも練習どおりできるように頑張りたい」と手応えを口にしていました。

鍵山優真「楽しく美しい世界観を最後まで」

男子シングルに出場する鍵山優真選手は「今シーズンはショートプログラム、フリーともに海外の振り付け師の方にお願いをしたが、細かな動きや表情の作り方、それに音楽のとらえ方などがすごく難しい。それでも楽しく美しい世界観を最後まで演じられるよう頑張りたい。後悔のないよう、しっかり演技したい」と27日からの大会に向けて気持ちを引き締めていました。

佐藤駿「4回転ルッツ 手応えは悪くなかった」

男子シングルに出場する佐藤駿選手は「初めての大会で緊張していたが徐々に雰囲気に慣れて緊張がとけてきた。会場の氷に慣れるまでに少し時間がかかったが、ジャンプを跳んだらすごく調子がよかった。カギとなる4回転ルッツもステップアウトはしたが、手応えは悪くなかった。この調子のまま、あすもいきたい」と話していました。