AIでクマ追い払う装置開発 福島 会津大

全国でクマによる被害が相次ぐ中、福島県の会津大学の研究グループが、AI=人工知能を使ってクマを追い払う装置を開発し、実際に追い払う様子の撮影に成功しました。

映像が撮影されたのは24日午前0時半すぎです。

福島県会津坂下町長井の畑の近くで柿を食べていたツキノワグマが、装置から出る光と音に反応して、後方の茂みに逃げていく様子が映っています。

この装置は、会津大学の齋藤寛上級准教授らの研究グループが、ことし8月から実証実験として会津地方のクマの出没が多い場所に設置しています。

動く物体を検知するとカメラで自動で撮影し、AIが分析してクマと認識すると強い光とサイレン音を出して追い払う仕組みです。

同時に、クマが出没したという情報をメールで送ることができるということで、全国で被害が相次ぐ中、新たなクマ対策として期待されています。

齋藤上級准教授は「私たちがやりたいと思っていたことをすべて動画で確認することができたので率直にうれしい。今後は、AIの認識の精度を高めるなど研究をさらに進めたい」と話していました。