「総社デニムマスク」冬モデル完成 販売始まる 岡山 総社

これまでに全国で26万枚を売り上げた、岡山県総社市の「総社デニムマスク」の冬モデルが完成し、販売が始まりました。

「総社デニムマスク」は、マスクが手に入りにくかったことし3月、総社市内の障害者が働く福祉事業所が市と協力して、岡山県産のデニムで作り始めたところ、“ご当地マスク”として人気を集め、これまでに全国でおよそ26万枚が売れました。

現在は総社市内の13の福祉事業所で作っていて、夏と秋につづいて「冬モデル」のデニムマスクの販売が始まりました。

冬モデルは黒とベージュの2種類で、生地の厚みや大きさは、これまでと同様に仕上げられています。

マスクは平日午前11時から午後1時までの間、総社市役所の1階で1枚500円で販売されているほか、ネット通販のアマゾンでも送料込みで1枚1000円で販売されています。

市役所にマスクを買いに訪れた市内の70代の女性は「娘に頼まれて6枚買いました。コロナで気分が沈んでしまうのではなく、少しでもおしゃれを楽しみたい」と話していました。

「総社デニムマスク」は今後、アマゾンを通じて海外での販売も始まるということです。