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プロ野球 楽天 則本 現状維持の推定年俸3億円で契約更改

プロ野球、楽天の契約更改交渉が26日から始まり、今シーズン5勝だったエースの則本昂大投手は、7年契約の3年目にあたる来シーズン、現状維持の推定年俸3億円に出来高払いで契約を更改しました。
則本投手は今シーズン、球団最多に並ぶ6回目の開幕投手を務めましたが、5勝7敗の成績でチームも4位に終わりました。

則本投手は26日、仙台市の球団事務所で最初の契約更改の選手として交渉を行い、7年契約の3年目となる来シーズンも、現状維持の推定年俸3億円に出来高払いで契約を更改しました。

このあと会見をした則本投手は「新型コロナウイルスの影響で難しいシーズンのなか、本来のパフォーマンスを出し切れなかったのがすべてだった。ファンの皆さんがいないと、僕たちは試合をやる意味や意義を感じられないと改めてわかった」と振り返り、ファンへの感謝を表しました。

そして、来シーズンの抱負として色紙に「原点」と書き「4位に終わった悔しさを力に変えて、自分自身ももう1回、原点にかえってやりたい」と話していました。

チームの選手会長を務める則本投手は26日の交渉で、新型コロナウイルスの影響が球団の経営などに及んだ場合、選手の立場でもできることを模索するため、選手と球団の話し合いの場を求めたということです。

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