新型コロナ 都内の重症病床の36%使用(25日時点)

東京都の基準で集計した都内の重症の患者は、25日時点で24日よりさらに3人増えて54人となり、ことし5月に緊急事態宣言が解除されて以降では最も多くなりました。
都によりますと都内で現在、準備されている重症の患者用のベッドは150床で、25日の時点でこのうち36%が使われていることになります。

一方、重症患者を含めた入院中の人は、今月上旬は1000人前後でしたが、中旬以降は増加傾向が続いています。

24日は1583人でことし8月26日以来1500人を超えたほか、25日の時点でも1561人となっています。

1000人余りだった今月1日(=1013人)と比べると1.5倍余りに増えています。

重症の患者用を含めて都が確保しているベッドの数は、2640床で、25日時点でおよそ60%が使われていることになります。