自動運転バス 国内初の定期運行へ 茨城 境町

自動運転で公道を走るバスの定期運行が、国内で初めて茨城県で26日から始まります。公共交通の維持が難しくなる中、自動運転によって住民の足を確保するねらいです。

自動運転のバスによる定期運行は、茨城県境町が26日から始める予定で、往復5キロの区間を、1時間に1本のペースで走ります。

車内には運転席やハンドルはなく、緊急時には、車内で周囲を監視する担当者が専用のコントローラーで運転することで対応します。

地方では、公共交通の維持が人口減少と運転手不足で難しくなっていて、運転手を必要としない自動運転によって、住民の足を確保するねらいです。

国土交通省によりますと、自動運転のバスが公道を定期運行するのは、国内で初めてだということです。

25日は、運行開始を前に式典が開かれ、境町の橋本正裕町長は「高齢者は、これで近い将来、免許が返納できると大変喜んでいる。今回のチャレンジが、地方各地の課題解決につながるモデルケースになればいいと思う」と述べました。

運行システムを開発したBOLDLYの佐治友基社長は「まずは、境町で安全に快適に走れる自動運転として実装し、今後、各自治体に合わせた形で展開していきたい」と話していました。