北海道 清水町 役場でクラスター 窓口業務を取りやめ立入制限

北海道の清水町は、町の職員の間で新型コロナウイルスの感染者の集団=クラスターが発生したことを受けて、24日から役場庁舎内での窓口業務を取りやめたほか、公共施設も当面、閉鎖としました。

清水町では、23日までに町の職員7人の感染が確認され、北海道はクラスターが発生したと発表しました。

これを受けて清水町は、24日から役場庁舎内での窓口業務を取りやめ、町民の立ち入りを制限しています。

急ぎの用件については、陰性が確認された職員が正面玄関で待機して対応しています。

クラスターの発生を受けて、清水町では職員の出入りがあった文化センターや体育館などの公共施設も当面、閉鎖としたほか、今月27日に予定されていた臨時町議会の開催も取りやめたということです。

町によりますと、町の職員などおよそ80人にPCR検査を行っていて、陰性が確認された職員だけで、当面の業務にあたるということです。

町に住む70代の女性は「まさか役場でクラスターが発生するとは思っていなかったので心配です。自分も気をつけないといけないと思います」と話していました。