Go Toトラベル一時停止 見直しの方向性 詰めの作業進む

政府は、新型コロナウイルスの感染拡大地域を目的地とする「Go Toトラベル」の新規の予約を一時停止する措置の導入を決めていますが、一時停止の対象にすでに予約済みの旅行を加えるかどうかや、キャンセル料が発生しないようにする対策など、具体的な見直しの方向性を、近く公表するため、詰めの作業を進めています。

Go Toトラベルについて政府の分科会が感染が急増している地域での運用の見直しなどを提言したことを受けて政府は、感染拡大地域を目的地とする旅行の新規の予約を一時停止する措置を導入することにしています。

措置の導入にあたって、政府は、▽一時停止の対象に新規の旅行だけでなく、すでに予約済みの旅行を加えるかどうかや、▽旅行を取りやめた人が旅行会社などにキャンセル料を支払わなくてもすむようにする対策などについて検討しています。

こうした具体的な見直しの方向性を近く公表するため、23日も観光庁の職員が出勤して、詰めの作業を進めています。

そのうえで実際に、一時停止の措置をとる場合には、旅行会社などが予約システムの変更などに対応できるよう速やかに詳細を伝える方針です。