埼玉県 新型コロナ90人感染確認

埼玉県内では23日、新たに90人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表されました。

このうち、埼玉県が発表したのは63人、さいたま市が17人、川口市は8人、川越市が2人となっています。

これで、県内で感染が発表されたのは合わせて7701人になりました。

川口市 特別養護老人ホームで7人感染

川口市は、市内の特別養護老人ホームで23日までに合わせて7人の感染が確認されたと発表し、感染者集団=クラスターが発生したとして詳しく調べています。

川口市によりますと、クラスターの発生が確認されたのは、市内の特別養護老人ホーム「春香苑」です。この施設では、11月11日に、入所者と職員の感染が確認されたあと、感染者が相次ぎ、23日も2人の感染が発表されました。

この施設の感染者は、これで合わせて7人となり、市は、ほかの入所者や職員の検査を行うとともに、濃厚接触者の特定などを進めています。

また、さいたま市によりますと23日感染を発表した17人のうち6人は、市内の2つの小学校に通う児童です。

2つの学校は、ともに感染者が確認されたため同じクラスの児童などのPCR検査を行ったところ、陽性が確認されました。6人はいずれも軽症だということです。

また、県によりますと、集団感染が起きた草加市の産婦人科医院「Moroマタニティースクエア」で、50代の職員の感染が22日確認され、感染者は合わせて13人になりました。