スキージャンプ男子W杯 個人初戦 佐藤幸椰が日本勢トップの7位

ポーランドで行われているスキージャンプ男子のワールドカップは、22日、個人の初戦が行われ、佐藤幸椰選手が日本勢トップの7位となりました。

新型コロナウイルスの影響で無観客で開催されている、ジャンプ男子のワールドカップは、ヒルサイズ134メートルのラージヒルで個人の初戦が行われました。

日本人選手は5人が予選を通過し、このうち昨シーズン2勝を挙げた佐藤選手は、1回目に上位陣が飛距離を伸ばせない中、126メートルを飛んで5位につけました。

しかし2回目は123メートルと飛距離を伸ばせず、合計ポイントで244点で7位となりました。

一方、昨シーズン個人総合3位で日本のエース、小林陵侑選手は、1回目に117メートルと飛距離を伸ばせず、2回目も112メートル50にとどまり、合計193.6ポイントで27位でした。

このほか日本勢は、小林選手の兄の小林潤志郎選手が15位、佐藤慧一選手が17位で、伊東大貴選手は2回目に進めず41位でした。

優勝はドイツのマルクス・アイゼンビヒラー選手で、1回目にヒルサイズを超える137メートル50、2回目も134メートルを飛び、合計ポイント267.6で2シーズンぶりの優勝を果たしました。