新型コロナ感染拡大「病床の使用率」全国7都道府県で30%超

新型コロナウイルスの感染拡大で、「医療現場のひっ迫」が深刻化しています。
ベッドがどこまで埋まっているかを示す「病床の使用率」は全国7つの都道府県で30%を超えました。

厚生労働省によりますと、今月18日の時点で新型コロナウイルスに感染して入院していた人は全国で合わせて5951人でした。11日からの1週間で1434人、率にして32%増えています。

確保しているベッドがどこまで埋まっているかを示す「病床の使用率」も各地で増加しています。

11日の時点では40%を超えた都道府県がありませんでしたが、今月18日には兵庫県が44%、大阪府41%になりました。

また、北海道が38%、埼玉県が37%、沖縄県が35%、そして愛知県と東京都が33%で、病床の使用率が増加した都道府県は合わせて34に上りました。

最も増えたのが北海道で14ポイント(24→38%)
次いで新潟県が11ポイント(4→15%)

愛知県(23→33%)兵庫県(34%→44%)それに愛媛県が(2→12%)それぞれ10ポイント上昇しています。

これらの使用率はあくまで各都道府県の平均で、市区町村によってはこれ以上にベッドが埋まってひっ迫しているところも出てきています。