Go Toイート 食事券の販売 一時停止の検討を要請へ 農水省

農林水産省は、外食需要を喚起する「Go Toイート」について、感染状況に応じてプレミアム付き食事券の販売を一時的に中止するなどの対応を検討するよう都道府県に要請することになりました。

Go Toイートを所管する農林水産省は政府の対策本部のあとに会議を開きました。

野上農林水産大臣は「新型コロナウイルスの感染状況は、極めて警戒すべき状況が続いている」と述べ、都道府県に対してGo Toイートで新たな感染防止の対応を要請することを決めました。

具体的には新型コロナウイルスの感染状況に応じて、▽プレミアム付き食事券の販売を一時的に停止することや▽食事券やポイントの利用を控えるよう呼びかける対応などの検討を要請するということです。

Go Toイートの食事券は、青森県と山形県を除くすべての都道府県ですでに販売が始まっていて農林水産省では連休明けから各都道府県と具体的な話し合いを進めることにしています。

Go Toイートについて、農林水産省は、今週、都道府県に対して感染状況に応じて食事券やポイントの利用を4人以下の飲食に限るよう呼びかけ、対応を始めた都道府県もあります。

さらに踏み込んだ対応を追加で求めることで、感染防止対策を進めたいとしています。