保護者は廊下の足場から… コロナで授業参観にも変化 岐阜

新型コロナウイルスの影響で学校行事の中止や縮小が相次ぐなか、岐阜県高山市の小学校では、保護者に廊下に設けた足場に乗ってもらい、3密を避ける工夫をして授業参観が行われました。

高山市の国府小学校では、今年度、新型コロナウイルスの影響で、これまで2回の授業参観を中止しました。

こうした中、小学校では、子どもたちの様子を少しでも見てほしいと、保護者を4つのグループに分けるなどの感染対策をとったうえで、先月から授業参観を始めました。

2年生と3年生の教室では、入り口の近くに保護者が密集しないよう、廊下に高さ60センチほどの足場を設ける工夫をしていて、保護者は、教室の上のほうにある小窓から、子どもたちの様子をのぞき込んで見守っていました。

保護者の男性は「3密にならないよう工夫してあったので、安心して参観できました。ふだん見られない、子どもの手元まで見ることができました」と話していました。